
Ash-glazed zushi jar
ARAKAWA SHINGO
Number : arakawa02
Size : W24×22.5 H 34
Stock : 1
Price : 230,000
Size : W24×22.5 H 34
Stock : 1
Price : 230,000
Born in Miyazaki prefecture in 1978. Currently making pottery in Nichinan,Miyazaki.After studying under the potter,Ryuichi Kakurezaki, in Bizen, Okayama prefecture, he set up a studio in his home prefecture of Miyazaki and began working independently. From his clay to his glazes, he makes all of his supplies by hand, and makes primarily ash glaze and kohiki pottery.

荒川真吾は岡山県備前にて陶芸家・隠崎隆一氏に師事したのちに、生まれ故郷の宮崎にて工房を構え、独立。土づくりから釉薬まで自ら作り、主に灰釉、粉引の器を中心に作陶しています。その作品からは力強い野性味と純朴さが伝わり、いまもっとも目が離せない作り手のひとりです。この厨子甕は、SHOKEN IZUで「居」と題した個展のために、精力的に制作されました。
精巧に彫られた屋根、そして朗らかに描かれた花の文様。穏やかに昇華する命を喚起させる美しく力強い作品です。厨子甕は沖縄の伝統的な陶器であり、洗骨を納める気高い焼き物で、近年は芸術的な価値において美術評価されています。荒川真吾の厨子甕は深い思考に基づいた豊かなアート作品であり、それが求めるものは、死ぬこと生きることへの賛歌にほかなりません。眩しいほどの迫力とともに、独特の穏やかな空気に包まれた魅力ある作品で、ほとばしる熱量から発せられる作者の世界を充分に感じることのできる価値ある一点ものです。
